彼を知らず己を知らざれば・・・

彼を知らず己を知らざれば・・・

戦いをするときに、まずは敵を調査し分析をします。同時に大切なのは、自分を知る事です。

自分の立ち位置を把握する

自分がどのくらいのスキルがあるのか、その分野でどのくらいのレベルにあるのかを判断するのは、非常に難しい事です。

しかしあるプロ野球選手は、チームの中で自分が何番目くらいにいるのかを判断し、「1軍のレギュラーではなく、守備のスキルを使って守備固めで出場できる選手になろう」、または「将来は指導する立場になれるようになっていこう」と、プレーヤーとしての立ち位置を決めていきました。その選手は結果的にプロ野球のヘッドコーチになりました。

『孫子』の中に「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」とあります。

敵を知って自分も知っていれば「負ける事はない」、敵を知らなくても自分を知っていれば、勝ったり負けたり勝負がつかず、敵を知らなくて自分も知らなければ、必ず負ける」とあります。

自分の立ち位置を知るという事は、自分を知るという事。それを知れば、戦うべきかの判断ができ、戦うタイミングが分かり、戦い方も理解できるので、「必ず負ける」状態からは脱することができるのだと思います。