ベンチャー企業の役割と夢の場所

 私たちがベンチャー企業で頑張っているのは、社会の枠組みから外れて、自分たちの思いを実現させたいという事によるものです。

夢の場所はどこに?

 私たちも以前は、大きな企業の中で働いていました。しかしそこを飛び出し、学び、そしてベンチャー企業で働いています。大きな企業では、チームの一員として、会社全体で決められた目標に向かって進みます。役割や場所で、活躍することはできるし、小さなことが大きな変化をもらたすこともあります。

 しかし、それはあくまで会社の、そして社会の枠組みの中での事でした。

 ベンチャー企業の役割は、社会の枠組みの外側から、社会に対して大きな変化を与える事だと考えています。

 社会では当たり前と思う事、または「そんなことをしても・・・」という事も、外から見てみると違った視点で見えてきます。そして、当たり前でない事、無駄と思われていることを実現し、インパクトを与えることができたら成功といえるでしょう。

 したがって、私たちはあえて依頼される仕事を極力避け、外側に立つことにしています。

 でもそれは大変つらい事です。給料も期待できないし、お昼は「水」と「おにぎり1つ」で頑張っています。それでも十分満足しています。夢の場所は、安定した良い暮らしをすることではなく、社会に大きな影響を与える事。

(柄井)